防犯ガラスは2枚のガラスの間に、強靭で厚い中間膜や特殊な板を挟みこんでいます。したがって、ガラスが割れても
膜が邪魔して侵入がしにくくなります。しかし、時間をかけてこじ開け続ければ、いずれ膜は破れ穴は開きます。
しかし、通常の空き巣はガラス破りに時間をかけることを嫌がるため、防犯ガラスであると分かれば侵入を
あきらめることが多いです。
防音は要因がいろいろあり、窓交換だけで必ずしも十分な効果を得られるかは分かりにくい可能性があります。
防音ガラスも一定の効果は見込めますが、どの程度遮断できるかは状況によります。
防音対策の場合は、防音したい部屋の窓すべてに二重窓を取り付ける方法が一番安く、効果的である場合があります。
まずは、現場を拝見させていただいてからとなりますので、メールやお電話でご相談ください。
平成26年度の警視庁の調査による、空き巣の侵入手段で一番多いのが「ガラス破り」(66%)です。
よって、ガラスを防犯ガラスにすることはもちろんですが、補助錠を設置する、防犯アラームや防犯ライトを設置する、窓に面格子を設置する、歩くとジャリジャリと音がする玉砂利を敷くなど、複合対策を行うことが空き巣の侵入を諦めさせる可能性を高めます。
古いお風呂場の窓は断熱対策がされておらず、冷気が入って湯船がすぐ冷めてしまうという欠点があります。
特に保温効果の高いユニットバスを設置したにも関わらず、あまり保温効果が上がらない場合は、窓が原因であると考えられます。特に昔よく使われたルーバー窓は、すき間が多いので断熱性が低いため、上げ下げ窓やたてすべり出し窓に交換すれば、浴室の保温性は大きく改善されるでしょう。
古い家や、田舎の一戸建ては、都会の新築住宅よりも断熱性能が低く、寒い場合が多いです。
特に窓やドアなどが古いと、すきま風はもちろんのこと、サッシやドア自体が外の気温に影響されて、
玄関や室内が冷えてしまいます。この状態は高齢者には非常に危険です。ヒートショック現象(急激な
温度差によって血圧の急上昇・急降下を引き起こし、心臓や脳に大きな負担がかかって身体がショック
状態になる症状)になりやすい高齢者の住む住宅ほど、断熱性が低いのです。実は交通事故による死
亡数の約3~4倍の方が、毎年ヒートショックで亡くなっています。
よって、高齢者の住む住宅は、窓に断熱対策をすることをお勧めします。特に、浴室や脱衣場の窓と、廊下、
居間や寝室の窓を優先して対策することが重要です。
ご実家の作りや状態、ご予算等によって効果的な対策をご提案いたします。問い合わせフォームまたはお電話にて、お気軽にご相談ください。